Just do it
世の中には、ストレスに強い人と弱い人がいる。どうしてストレスに強い人がいるのか、そのナゾが先日ひょんなことで解けた。体力には「行動体力」と「防衛体力」と呼ばれる2つがあるそうだ。「行動体力」は、その名の通り行動するときに必要な筋持久力のこと。「防衛体力」は、寒さや免疫力、精神的ストレスに対する耐久力のことだ。どちらもジョギングや水泳などの全身持久力のトレーニングで鍛えることができる。「行動体力」は主に心肺機能を鍛えると増す。一方「防衛体力」は副腎という器官を強くすると良い。副腎が鍛えられると、ストレスへの抵抗力を持つホルモンの生産力を上げることができる。心を落ち着かせる他の手段としては、茶道や禅、ヨガ、アロマなどがある。だが、人間の器官そのものを強くすると、心にも影響が出るというのが非常に面白い。あなたの悩みは、心の持ちようではなく、器官を強くすることでやがて無くなるかも知れない。登山家が寒さや死の恐怖に強いのは、持って生まれた性格などではなく、副腎を鍛えているからなのだ!ナゾはすべて解けた。参照「山でバテないテクニック」山と渓谷社。 2015/1/8